兄の部屋へ勝手に入っていたら、知らない間に鍵が付いていた

兄は漫画やゲームをたくさん持っているので、弟である僕は兄の部屋へ出入りし、漫画やゲームを借りて遊んでいました。自分が持っていなくても兄が持っているというのは便利なもので、極端に言えば自分で買う必要もないわけです。兄が不在の時も勝手に入っては漫画やゲームを物色し、楽しんでいましたね。

そしたらある日、知らない間に兄の部屋に鍵が付いていたのです。そのせいで兄が不在時は部屋に入ることもできず、兄が帰ってくるまで暇で暇で仕方ありませんでした。今考えてみるとなんとも嫌な弟ですが、当時はそれが当たり前になってしまっていたんですよね。そこにあるんだから遊んで何が悪い、という考えでした。

兄が帰って来た時になぜ鍵を付けたのか聞くと、僕が勝手に入って漫画やゲームを持ち出すから親に頼んだとのことでした。兄が言うには、兄弟間での貸し借りは構わないし、お互いにいいことだと思うが、今の状態だと弟が借りて行くばかりでまるで弟に買い与えているようだと。新刊や新作でもお構いなしに好き放題でしたから、今まで怒鳴られなかっただけマシと思えと言われましたね。当時は何をケチくさいこと言ってるんだと思いましたが、その後帰宅した両親からも同じようなことを言われました。まだ子供だったのもあり、当時は不満ばかり募っていましたが、大きくなるに連れて兄に申し訳なかったなと思うようになりました。

やはり兄弟間といえど、限度はあります。親しき中にも礼儀ありじゃないですが、世の中ギブアンドテイク。自分だけがいい思いをするのは良くありませんね。プライバシーだってあるわけですし、兄が鍵を付けたのも頷けます。今年兄が結婚するということで、懐かしくなって思い出しました。